ゴドー

農耕の民の親分

ラトンやギーパたちを

取りまとめている親分

常に農耕の民のみんなを

気にかけている

役者から

迚も誠実で（例え意にそぐわなくても）自分の責務を全うする点や、情に厚く部下達から慕われている点です。

一歩引いた所から見守り、過干渉しない親分肌なので、班の構成員も居心地が良いのではないでしょうか。

感情の表現、取り分け焦りや怒りといった情動を自分の中にどう落とし込み、観客にどう伝えるか、という点にはなかなか苦心しました。

何かに必死になったり、感情が昂ったりする経験に乏しいのかもしれないですね...。

ゴドーは、本編では詳述されないメルエンラー時代の因縁を深く抱えた人物です。

（イルデンホテプらへの恨み、ラトンへの愛情等）

是非彼の過去も想像しながら観てみてください！

私事で恐縮ですが、僕はキャストの他に演担と宣伝責任者も兼任させて頂いています。この立場にいると本当によく分かるのですが、「辛夷祭で演劇を上演する」という事象に関わっている人の数、時間、お金、労力。それらに載せられた各人の想いはどれも想像を絶するものです。

願わくば、舞台上では見えない部分にも思いを馳せつつ、お楽しみください！